株式市場の振り返り-日経平均株価は6日続伸、一時は約29年ぶりの25,000円台回復
2020年11月10日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 24,905円(+65円、+0.3%) 6日続伸
- TOPIX 1,700.8(+18.9、+1.1%) 6日続伸
- 東証マザーズ株価指数 1,185.0(▲80.7、▲6.4%) 大幅反落
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:1,337、値下がり銘柄数:788、変わらず:54
- 値上がり業種数:27、値下がり業種数:6
- 年初来高値更新銘柄数:110、年初来安値更新銘柄数:2
東証1部の出来高は20億6,535万株、売買代金は4兆746億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。
米国でバイデン政権への移行が進む中、大手製薬企業のファイザー社による新型コロナウイルスワクチン開発の進展が発表され、米国株式相場が一時急騰。これを受ける形で、東京市場でも一気にリスクオンモードが高まり、売買代金は4兆円を上回る約5カ月ぶりの大商いとなっています。
そのような中、日経平均株価も基本的には堅調に推移し、今年2度目の6日続伸となりました。また、取引時間中には約29年ぶりに一時25,000円台を回復しています。
一方で、利益確定売りによる手仕舞いも少なくなかったようで、後場は一時マイナス圏に沈む場面も見られるなど、終値では25,000円回復はなりませんでした。取引時間中の高値は25,279円(+440円)、安値は24,833円(▲6円)となり、値幅(高値と安値の差)は約434円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで6日続伸となり、この日は上昇率で日経平均株価を大きく上回りました。終値も2月14日以来となる1,700ポイント回復です。