「老後資金2000万円問題」で、資産運用への関心が高まっています。そして、同世代がどの程度貯蓄をしているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」から20代から60代までの、年齢別の貯蓄状況を確認します(貯蓄は貯金だけでなく、有価証券や生命保険も含みます)。

自分の現状を確認し、今後の資産運用の参考にしてみてください。

20歳代(金融資産保有世帯)の貯蓄額

  • 100万円未満 :35.1%
  • 100~200万円 :16.2%
  • 200~300万円 :16.2%
  • 300~400万円: 5.4%
  • 400~500万円: 2.7%
  • 500~700万円 :5.4%
  • 700~1,000万円 :8.1%
  • 1,000~1,500万円 :0
  • 1,500~2,000万円 :0
  • 2,000~3,000万円 :0
  • 3,000万円以上 :0

20年代の平均値と中央値

  • 平均値  220万円
  • 中央値  165万円

20歳代は、平均・中央値ともに一番少なくなっています。そして、貯蓄額200万円以下が51.3%と半分を占めています。

20代では、貯蓄の習慣をつけることが大切です。金額は少なくてもいいので、給与天引きなどをして、20代から確実に貯めるようにしましょう。