その他では、今期の最終赤字幅が縮小することを発表した神戸製鋼所(5406)が一時+12%超高へ爆騰し、日本製鉄(5401)とJFEホールディングス(5411)も急騰するなど、鉄鋼株が買い戻されたことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 中外製薬(4519)
  • セコム(9735)

ハイテク株では、ソニー(6758)、日本電産(6594)、村田製作所(6981)が取引時間中に年初来高値を更新しましたが、その後は利益確定売りに押され、ソニーと日本電産の終値は下落しました。

また、前日に暴落したリコー(7752)は取引時間中にこの日唯一の年初来安値更新となりましたが、その後は買い戻されて小幅反発となっています。

さらに、前日に通期業績見通しを大幅上方修正した任天堂(7974)はザラバで値を上げたものの、その後は利益確定売りに押されて終値は下落しました。

その他では、前日に大幅減益決算を発表した三井不動産(8801)が一時▲11%超安の暴落となりましたが、終値は▲4%超安まで買い戻されたことが目を引きました。

葛西 裕一