還暦人の貯金額は平均3,078万円

次に、還暦人の平均貯金額について。全回答者(2,000人)に現段階での貯蓄額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、平均貯蓄額は3,078万円でした。なお、昨年の平均貯蓄額は2,956万円です。

“老後2,000万円問題”が話題になりましたが、貯金額が2,000万円に満たない還暦人は64.8%もいます。なかでも、貯蓄額が100万円未満という20.8%の還暦人の存在は無視できません。

世帯構成別でみると、「100万円未満」と回答した人の割合は、子どもがいないか子どもと別居しており配偶者がいない層が30.3%と、他の層と比べて突出して高くなっています。