手当たり次第はやめる

商品を見つけるときに、目についた物から片付けようとすると、結果的にうまくいきません。あれもこれもと目移りしてしまって、どれも中途半端になってしまうからです。

本棚から出品物を探すとなったら、「まずは1段目」というように、狭いスペースで区切った方がいいです。片付ける範囲が狭くなればゴールが見えやすくなりますし、実際に早くゴールにたどり着けます。一度やってみればそこで達成感が得られるので、「じゃ、次も片付けるか」と2段目に取り掛かりやすくなります。

「これ、使わないよね?」と自問する

出品物を探していると、使うかどうか判断に迷う物も出てきます。「もしかしたらまた使うかも」と思ってしまうからですね。でも筆者の経験上、1年使っていなかった物は、その先も使うことはほぼありません。

そもそもそれを使うような生活をしていない、あるいは他の物で代用できているからです。ただどうしても迷ってしまうのがヒトなので、そんなときには「これ、使わないよね?」と自問してみましょう。ポイントは「使わないよね?」と否定で聞くことです。「使うよね?」と聞くと「使う」となりがちなので、逆にすればいいだけです。

出品物が見つかったら、気が変わらないうちに早めに出品をしてしまいましょう。もしかしたら出品を迷う物があるかもしれませんが、出品をすることで吹っ切れます。筆者も迷っていたらまず出品してしまいます。そうすれば諦めがつくので、その後は物への執着がなくなり「早く売れないかな」なんて思ったりもします。

また出品前には出品禁止物の確認も必要です。ルールを守るのは大前提、そしてフリマのマナーも守りつつ上手に活用していきましょう。

川崎 さちえ