その他では、前日に希望退職▲1,200人実施などの構造改革(リストラ)実施が伝わったLIXILグループ(5938)が+5%超高へ急騰したことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • アドバンテスト(6857)
  • ヤマトホールディングス(9064)

先週末の上期決算発表の内容、及び通期業績見通しの公表を受けて急落する銘柄が散見されました。Zホールディングス(4689)は増益見通しを公表したものの、市場期待を大きく下回ったため一時▲12%安へ暴落し、終値も▲10%超安でした。

また、巣ごもり生活関連で株価上昇が続いたヤマトホールディングスも一時▲6%超安の急落となり、12年ぶりの最終赤字転落(かつ無配)となる“キティちゃん”のサンリオ(8136)も一時▲7%超安に急落しています。

その他では、村田製作所(6981)、アルプスアルパイン(6770)、太陽誘電(6976)など電子部品株の一角が利益確定売りで大きく値を下げたことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、先週末に発表した決算で2四半期連続の営業黒字を達成したメルカリ(4385)が一時+6%高に迫る急騰となりましたが、その後は材料出尽くしで売られ、終値は下落して引けています。

葛西 裕一