テレワークによる働き方の変化で、仕事が「できない人」と「できる人」の差が見え始めているようです。今回は、テレワークをしている人たちに「できない人」の特徴を聞いてみました。

対面コミュニケーションは必須?テレワークでの意識ポイント

まず、ソニー生命保険(株)が2020年6月に実施した「コミュニケーションに関する調査」の結果をご紹介します。

職場に関するいくつかのシチュエーションについて、対面が欠かせないと思う項目をビジネスパーソンに質問したところ、会議については半数以上が「思わない(対面でなくてもいい)」と回答。

しかし、懇親会・歓送迎会や商談は、約6割が「そう思う(対面が欠かせない)」と答えていました。また、取引先への謝罪については約8割が「そう思う(対面が欠かせない)」と答えていることから、過ちを詫びるようなシチュエーションについては、対面でのコミュニケーションを重視する傾向が見てとれます。

また、テレワークでのコミュニケーションについて、「はっきり話す」「雑音などが入らないようにする」といったことを心がける人が多かったようです。対面よりもきめ細かなコミュニケーション術が必要だということですね。ただ、働き方が変化したことで、できない人とできる人の差が見えやすくなっているようです。