定年前50代に知るべき退職金の運用のツボ

一方、債券ですが、昨今は世界的な低金利政策により、債券の利回りの魅力が薄れています。

選ぶ商品によっては1から数%程度を期待できる商品もあります。時期をみて、発行体が安定していて、ある程度の利回りが期待できる新発や既発のドル建て債券を購入するのもよいかもしれません。

いずれにしても、債券を活用した商品は数多くありますので、専門家に相談して商品を選択することをおすすめします。

これらの商品での運用を、できれば定年を迎えるまでにはスタートさせておきましょう。

定年を迎えたら、運用している資産に退職金の一部や、まとまったお金を、追加しておきます。

そして、毎月の生活費が足らなくなるようでしたら、少しずつ解約して、生活費に充当していきます。

定年後の運用はできるだけ長く継続し、全額解約はしないのが無難です。退職金のようなまとまった資産を運用して、使いながら増やすのがコツなのです。

まとめにかえて

定年までに10〜15年しかないと捉えるのか、10〜15年もあると捉えるかで、退職金の活用の仕方も変わってきます。

実際、日本人の平均寿命は男女とも80歳台にまで上昇しています。60歳からの人生が80歳までと考えても、20年以上は退職金を運用する時間があるわけです。

前章でも述べましたが、退職金のようなまとまった資産を将来性のある市場に投資しておけば、その資産自体は時間をかけて成長していきます。

50歳からでも十分間に合いますので、老後の生活の計画を立てて、一日も早く運用に向けた準備を行うことが大切です。

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参考資料

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執筆者
土屋 史恵
  • 土屋 史恵
  • ファイナンシャルアドバイザー/金融プロフェッショナル採用

神戸市外国語大学卒業後、ジブラルタ生命保険、りそな銀行、東京スター銀行で個人顧客の資産運用に関連する業務に携わる。現在は、これまでの金融機関勤務経験を活かし金融サービスを提供する企業の金融プロフェッショナル採用業務などを担当。AFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)、一種外務員(証券外務員一種)等の資格を保有。