失敗しやすい例・その2

2つ目は投資ではなく投機をしてしまうことです。

投資とは中長期的な資産運用をしていくことで、利益を安定させて収入を得ていくことを目的としています。

一方投機とは短期間で金融商品の売買を繰り返しながら利益を得ていくことを目的としています。FXや仮想通貨などがこれにあたります。誰かが勝てば誰かが負けるという「ゼロサムゲーム」と言われ、ギャンブル性が高くなります。

投資と投機は似ているようで性質はまったく別になっているのですが、よくわからないままに「今流行っているから」「友人に勧められたから」「みんながやっているから」など軽い気持ちで始めて痛い目に合うことになります。

遊びの感覚でやるのであれば良いのですが、大事な退職金を投機に使うことはおすすめしません。

失敗しやすい例・その3

3つ目はよく理解していない金融商品に手を出してしまうことです。

銀行や金融機関で新商品を勧められたり、流行している金融商品を勧められたりしたことがあるかもしれません。

投資にはリスクが伴いますが、自分がどれくらいのリスクなら許容出来るのか、その商品にはどんなデメリットがあるのか、長期間持ち続けたときに増えている可能性があるものか、
メリットだけでなくすべての点に納得出来たか疑問がなかったか慎重に見極めましょう。

もし少しでも納得出来なかったり、理解できないものにはすぐに手を出さず、自分で調べたりセカンドオピニオンのように別のアドバイザーに確認してみたりして少しでも後悔しないように充分に検討するようにしましょう。