職種別・仕事の内容別の収入差
母子家庭の母の平均年間就労収入を職種別に見ると、「正規の職員・従業員」は 305万円、「パート・アルバイト等」では133万円。仕事の内容別では「専門的・技術的職業」300万円、「事務」229万円、「販売」182万円、 「サービス職業」168万円です。このように、やはり正社員でないと生活は厳しくなります。
女性でも比較的高収入が見込みやすい職種としては、「資格職」や「営業職」が考えられます。営業職の場合、勤務時間や勤務日の融通が利きやすいところもあるようです。たとえば保険会社では土日祝日休みで、終業時間が17時台、有給や時短がとりやすいという会社も少なくありません。
ただし営業職ですから、営業成績を上げなければ給与のアップは難しくなり、会社によっては解雇になることもあります。営業職に向いている女性なら働きやすい環境ですが、そうでなければストレスも大きく、収入面にも不安がつきまといます。
パートに副業を上乗せするという手段も
周囲に頼れない女性がパート収入のみで母子家庭を決意するのは不安も残ります。パートを掛け持ちするという方法もありますが、現代ではパートに上乗せして収入をアップする方法として、在宅でできるオンライン副業という選択肢も考えられます。
副業というと「よく聞くけれど自分には無理…」と思う方もいるかもしれません。パートの掛け持ちに比べて、オンライン副業のメリットは「場所や時間を選ばない」こと。自宅ででき、夜や土日など好きな時間に仕事ができるのは育児中の女性には嬉しい条件でしょう。