シニア層の“楽しみ”は?

ソニー生命は今年9月11日に「シニアの生活意識調査2020」※を発表。それによると、シニア層(50歳~79歳)の男女に現在の楽しみについて聞いたところ、最も大きな割合を占めたのは「旅行」(43.4%)となりました。

※2020年8月3日~8月4日の2日間、全国の50歳~79歳の男女対象を対象にインターネットで調査、有効サンプル1,000人。

次いで「テレビ/ドラマ」の(34.6%)。以降は「読書」(29.2%)、「グルメ」(28.7%)、「健康」(26.6%)「映画」(25.6%)、「子ども/孫」(23.3%)と続いています。

筆者の両親もシニア層に該当する年齢ですが、確かにコロナ禍前には2~3カ月に1回はどこかに旅行に行ってはLINEで写真を送ってきていました。また、母親は深夜番組も含めて多数のテレビ番組を録画し、時間のあるときに見て楽しんでいるようです。

男女別に見てみると、「テレビ/ドラマ」を楽しみとしてあげた割合は、女性が41.8%なのに対して男性は27.4%となっています。逆に「スポーツ」を楽しみとしてあげた割合は、女性が12.0%なのに対して男性が25.0%となっており、内容によっては男女で大きな差があることが分かります。

「旅行」はどうかというと、女性43.2%、男性43.6%と拮抗しています。普段の生活では夫婦がそれぞれ別々に楽しみだと思うことを満喫し、旅行に行く際は一緒に楽しんでいるという様子が見て取れるようですね。