今回のコロナ渦はまだまだ終息する気配を見せず、様々な影響を及ぼしています。
民間企業では給与減額やボーナスカット、倒産、雇い止めなどのニュースも後を絶ちません。
一方、景気に左右されにくいと言われ、安定した職業といえば公務員です。
その中で今回は地方公務員の退職金はいくらなのかをみていきましょう。
地方公務員とは
公務員と一口にいっても職種は様々ですが、大きく2つに分けられます。
「国家公務員」と「地方公務員」です。
ちなみに、現在日本の公務員の数は国家公務員が58.6万人、地方公務員が274.4万人となっています。
ここでは、地方公務員の退職金について、総務省の「平成31年地方公務員給与実態調査」を参考に確認してみましょう。
都道府県別の退職金はいくらなのか
まずは都道府県別全職種の退職金額がどのように変わるかをみてみます。
北海道
- 全退職者の平均支給額:14,946千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,614千円
青森県
- 全退職者の平均支給額:7,933千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,459千円
岩手県
- 全退職者の平均支給額:15,502千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,988千円
宮城県
- 全退職者の平均支給額:8,311千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,006千円
秋田県
- 全退職者の平均支給額:19,729千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,770千円
山形県
- 全退職者の平均支給額:8,629千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,495千円
福島県
- 全退職者の平均支給額:6,818千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,514
茨城県
- 全退職者の平均支給額:6,077千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,499千円
栃木県
- 全退職者の平均支給額:18,850千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,265千円
群馬県
- 全退職者の平均支給額:5,913千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,500千円
埼玉県
- 全退職者の平均支給額:5,580千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,104千円
千葉県
- 全退職者の平均支給額:7,851千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,947千円
東京都
- 全退職者の平均支給額:10,632千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,050千円
神奈川県
- 全退職者の平均支給額:18,187千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,869千円
新潟県
- 全退職者の平均支給額:9,848千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,937千円
富山県
- 全退職者の平均支給額:8,265千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,911千円
石川県
- 全退職者の平均支給額:18,201千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,107千円
福井県
- 全退職者の平均支給額:18,176千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,300千円
山梨県
- 全退職者の平均支給額:8,393千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,428千円
長野県
- 全退職者の平均支給額:6,857千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,221千円
岐阜県
- 全退職者の平均支給額:5,859千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,342千円
静岡県
- 全退職者の平均支給額:18,387千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,982千円
愛知県
- 全退職者の平均支給額:8,748千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,374千円
三重県
- 全退職者の平均支給額:5,992千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,840千円
滋賀県
- 全退職者の平均支給額:18,043千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,227千円
京都府
- 全退職者の平均支給額:14,627千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,779千円
大阪府
- 全退職者の平均支給額:17,824千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,376千円
兵庫県
- 全退職者の平均支給額:14,485千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,418千円
奈良県
- 全退職者の平均支給額:16,723千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,692千円
和歌山県
- 全退職者の平均支給額:8,133千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,853千円
鳥取県
- 全退職者の平均支給額:16,091千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,767千円
島根県
- 全退職者の平均支給額:17,402千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,937千円
岡山県
- 全退職者の平均支給額:6,311千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,548千円
広島県
- 全退職者の平均支給額:16,322千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,217千円
山口県
- 全退職者の平均支給額:6,383千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,249千円
徳島県
- 全退職者の平均支給額:19,389千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,092千円
香川県
- 全退職者の平均支給額:16,684千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,032千円
愛媛県
- 全退職者の平均支給額:11,388千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,155千円
高知県
- 全退職者の平均支給額:8,742千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,531千円
福岡県
- 全退職者の平均支給額:6,105千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,347千円
佐賀県
- 全退職者の平均支給額:5,615千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,193千円
長崎県
- 全退職者の平均支給額:8,209千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,709千円
熊本県
- 全退職者の平均支給額:5,220千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,248千円
大分県
- 全退職者の平均支給額:19,441千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,362千円
宮崎県
- 全退職者の平均支給額:5,020千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,968千円
鹿児島県
- 全退職者の平均支給額:4,781千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,929千円
沖縄県
- 全退職者の平均支給額:3,020千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,263千円
定年退職ではどの都道府県も2千万円を超えています。
地方公務員の職種別退職金はいくらか
では職種別にみるとどうでしょうか。
前項と同様の資料をもとに47都道府県平均を計算してみました。
一般職員
- 全退職者の平均支給額:12,619千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,598千円
一般職員のうち一般行政職
- 全退職者の平均支給額:14,634千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,814千円
教育公務員
- 全退職者の平均支給額:11,072千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:22,405千円
警察職
- 全退職者の平均支給額:17,170千円
- 60歳定年退職者の平均支給額:21,921千円
国家公務員の退職手当の支給水準については、退職給付(退職手当及び年金払い退職給付(使用者拠出分))の官民均衡を図るため、おおむね5年ごとに行う民間企業の企業年金及び退職金の実態調査を踏まえて見直しが実施されており、地方公務員の退職金もこれに準ずることになっています。
では民間企業とくらべてどうでしょうか。
民間企業の退職金はいくらか
厚生労働省が発表している平成30年「退職給付(一時金・年金)の支給実態」によると、
大学・大学院卒(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)の場合の平均額(管理・事務・技術職)は、定年退職で1983万円です。
一方、高校卒(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)の場合の平均額(管理・事務・技術職)は、定年退職で1618万円となっています。
民間企業と乖離しないようになっているとはいえ、地方公務員の退職金は高めになっていることが分かります。
まとめにかえて
今回は地方公務員の退職金をご紹介しました。
今後も民間企業の退職金が下がれば、公務員の退職金も減額されることになるでしょう。
人生100年時代となり老後資金の備えは多いに越したことはありません。
自分が働くと同時にお金にも働いてもらうような資産運用も視野に入れておくと良いでしょう。
運用期間が長ければそれだけリターンも安定しますので、早めに始めていただくことをおすすめします。
