夫婦共働きで小さな子どもがいる我が家。夫の仕事が激務なため、筆者はほぼ毎日ワンオペ育児です。しかし昨年、飲み会後の朝帰りが増え、次の日に予定していた家族の大事な約束を破るなど、あまりにも家庭をないがしろにすることが増えた夫。

そんな夫に、堪忍袋の緒が切れた筆者は夫婦初の罰金制度を導入しました。今回は、罰金制度にしてみて感じたメリットやデメリットについて紹介します。

連絡なく朝帰りしたら1万円を徴収

残業のみならず、上司や後輩との飲み会や取引先との会食などで、まっすぐ帰ってくることがほとんどない夫。昨年末には平日もほぼ毎日そうした飲み会があり、金曜の夜に至っては当たり前のように翌朝6時、7時に帰宅するようになっていました。それも連絡もナシに、です。

そんな状況に、仕事と家事育児を1人でこなし、友達と気軽に飲みにも行けない筆者はついに激怒! ある朝帰りをした日、夫に「これからは、連絡もなく夜が明けてから帰宅したら罰金1万円をもらいます」と宣言しました。

我が家はお小遣い制ではなく、お互いがさまざまな生活費を分担しています。生活費捻出や目標とする額の貯金をきちんとしていれば、それ以外の収入は投資をしようが好きな物を買おうが各々の自由。そうした中での罰金制がどのくらい効果があるのかわかりませんでしたが、筆者はとにかく朝帰りをやめてもらいたかったのです。