1.SNSに家計簿を投稿する(注意も必要)

記入した家計簿をSNSで公開する方法は、家計簿を続けるモチベーションをアップさせるのに有効な場合もあるようです。家計簿をアップすることで、家計簿を続けようという気持ちが強くなるだけでなく、同じように家計簿を公開している方と一緒に頑張っているという気持ちにもなります。

しかしメリットが多いSNSでの家計簿公開ですが、注意も必要です。個人を特定できるような情報を載せないのはもちろんですが、レシートをそのまま撮影してアップするのもNGです。レシートにはお店の住所や名前が記載されているので、行動範囲が特定されかねません。また貯蓄額などの資産の記載に関しても、詐欺などの被害につながる可能性があるので気をつけましょう。

2.細かく分類しすぎない

家計簿をはじめるときに気をつけたいのが、費目の分類を増やしすぎないということです。細かく分類することで支出の把握ができるのはいいのですが、手間がかかってしまい続けられない理由にもなりがち。まずは固定費以外のものを食費・日用品費・娯楽費・特別費など4~5つにまとめてみてはいかがでしょうか。

3.レシートを利用する

家計簿を続ける工夫の1つに、レシートを有効利用する方法があります。レシートには金額だけでなく商品などの品目も詳しく書かれています。そんなレシートをとっておくことで、いつもは家計簿の費目をざっくり設定していても、時間のあるときに細かく支出をチェックすることが可能です。

無理せず家計簿を続けよう

SNSで話題になった家計簿のつけ方と、家計簿を長く続ける工夫について見てきました。家計簿といってもつける方法は実にさまざまです。ぜひ自分に合った方法を選んで家計管理に役立ててくださいね。

参考

『づんの家計簿ノート2021』

著者:づん
刊行:ぴあ

『1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿』

著者:あき
刊行:ベストセラーズ

『かんたん! 袋分け家計簿セット』

編集:永岡書店編集部
刊行:永岡書店

木村 まこと