増えるネットバンキング犯罪。サギ師の魔の手からお金を守るには?

スマホ決済や電子マネー決済の普及によって、いよいよ日本も本格的にキャッシュレスの時代になりつつあります。これらの決済サービスへお金をチャージするためにネットバンキングを利用している人も多いのではないでしょうか。

一方で、ネットバンキングに関連する犯罪も増えてきました。ドコモ口座を通じて各地の銀行から預金を不正に引き出される被害が相次いで起こったのも記憶に新しいところです。

普及し始めたネットバンキングなどに関連する犯罪にはどんなものがあるかご存じですか?また犯罪に遭わないために何に気をつければよいのでしょうか?

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便利だけど不安…?

インターネットバンキングとは、スマートフォンやパソコンを使ってインターネット経由で銀行取引を行うことです。銀行窓口やATMに行かなくても振り込みなどの手続きができ、とても便利です。

一般社団法人全国銀行協会によると、2019年度のネットバンキングによって預金などが不正に払い戻しされた件数は1,872件、被害額は約25億2,100万円でした。また、直近の被害状況は以下のようになっています。

金融犯罪に関するアンケート結果
2020年4月〜6月(一般社団法人全国銀行協会調べ)

盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正な払戻し

  • 件数:132件
  • 金額:4,736万円

盗難通帳による預金等の不正払戻し

  • 件数:3件
  • 金額:146万円

インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し

  • 件数:385件
  • 金額:2億3,339万円

口座不正利用に伴う口座の利用停止・強制解約

  • 利用停止件数:8,175件
  • 強制解約等件数:3,491件


出典「金融犯罪に関するアンケート結果」(2020年4月〜6月 一般社団法人全国銀行協会調べ)

ネットバンキング関係の被害額は、盗難した通帳や偽造カードなど実物を使った犯罪よりも被害額が大きく、件数も約3倍であることが分かります。なお、「口座不正利用に伴う口座の利用停止・強制解約」は、いわゆつ「闇金」や「オレオレ詐欺」などによって使われている口座の停止です。

参考記事

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執筆者
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LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、国内外大手金融機関勤務経験、ビジネスネットメディア運営経験者や大手ファッション誌や雑誌の元編集長、学習参考書などの書籍校閲・校正経験者、またWebマーケティングスペシャリストなどが編集や執筆作業を行い、運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディア運営経験者等を中心に立ち上げました。サブスクリプションモデルで一定の成功を収めていたLongineですが、グループ内で新サービスを展開ることとなり、多くの読者の声に惜しまれながらLongineのサービス自体は2020年3月に終了となりました。Longine編集部メンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。