コロナ禍で「働く人」がもっとも減った業種とは?

需要減により苦戦する「農業・林業」

宿泊・サービス業の次に就業者数の減少が著しく大きかったのは「農業・林業」です。COVID-19の感染拡大により外食需要が低迷し、農畜産物の売り先が縮小していることが原因だと考えられます。

日本農業新聞によると、ある牛肉店は4月と5月の売り上げが前年同月比で9割減、9月以降も5割減という苦境が続いているようです。

その他にも、休校による学校給食向け牛乳のキャンセルも、農業・林業に分類される酪農経営者に痛手を与えたそうです。

工場の稼働停止が負の連鎖を生む「製造業」

3番目に就業者数の減少率が高かったのは「製造業」です。

就業者数が大きく減少した原因は、自動車メーカーを始めとする各商品の工場が停止した事が考えられます。

コロナ禍ピーク時と比較すると、国内自動車メーカーの工場稼働率はコロナ禍前の水準に戻りつつあるようです。例えば、トヨタ自動車は2020年8月の国内工場稼働について、ほぼ計画並みに回復したと発表しています。

ただ、自動車メーカーは操業停止をすると、部品を供給する部品メーカーや、車のボディを生産する鉄鋼業界、内装・外装に用いるプラスチックを生産する化学メーカーなど、あらゆる製造業メーカーに負の影響を与えます。

工場の稼働が再開したからといって、すべてのメーカーの稼働が元通りとはいかないようです。

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証券外務員1種。証券会社のコールセンターにて、正社員として働きながら金融ライターとして活動中。
2018年から2年間で経済・金融・証券関係で500以上の記事執筆を経験。