ブラック企業を避けるための情報源
では、ここからは企業がブラックである可能性を知るための情報源をご紹介します。
厚生労働省の公表資料
厚生労働省のホームページには「労働基準関係法令違反に係る公表事案」(※3)が公開されています。この資料は、対象期間内(毎年)に労働監督署の監査を受け、違反が発覚した企業の一覧で、通称「ブラック企業リスト」と呼ばれているものです。
各都道府県労働局が公表した際の内容を集約したもので、企業名と所在地、違反の概要などが記載されています。このリストがすべてというわけではありませんので、目安として確認しておくと良いでしょう。
『就職四季報』
『就職四季報』では、直近の業績をはじめ、年間の有給取得日数、残業時間、従業員の平均年齢や平均勤続年数などはチェックしておくべきでしょう。
総合版、女子版、優良・中堅企業版、企業研究・インターンシップ版があるので、自分に合う内容のものを選ぶといいですね。
実際に働いている人に聞く
志望している企業で働いている人に職場の状況を聞いてみてもいいでしょう。転職フェアに出展する企業担当者や知り合いなどに聞くと、求人広告やホームページよりリアルな情報が手に入るかもしれません。