「丸亀製麵」運営のトリドールHD、株価は回復も売上高はプラス成長に至らず(2020年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はセルフ式うどん店「丸亀製麺」他を運営するトリドールHD(3397)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年10月5日に更新された、トリドールHDの2020年9月既存店売上高は、対前年同月比86.2%。内訳は客数82.4%、客単価104.6%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずにマイナス成長となりました。

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また全店売上高も92.6%と、既存店・全店ともにマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の既存店売上高は、対前年同月比でプラス成長9カ月、マイナス成長3カ月であり、概ね堅調な推移を見せました。しかし新型コロナウイルス問題が生じた3月以降は、3月84.7%・4月54.7%・5月63.2%・6月83.6%・7月85.5%・8月88.4%・9月86.2%とマイナス成長が続いています。

4月を底に6月には80%台を回復しましたが、9月まで80%台が続いており、プラス成長には至っていません。

全店売上高は、前期は3月を除き全ての月でプラス成長が継続。3月以降は既存店と同様に4月(47.6%)を底に回復を見せており、また7月91.6%・8月93.1%・9月92.6%と3カ月続けて対前年同月比90%台を維持しています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は昨年11月の1,585円を天井に反落。2020年に入っても下落は止まらず、2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月には安値893円に到達しました。しかしその後は上昇が続き、9月半ばには1,500円台を回復しています。現在は若干下落した1,450円を前後する水準で取引されています。

既存店及び全店ともに4月をボトムに売上高は回復傾向にあるものの、プラス成長には至っていません。今後どのタイミングでプラス成長を回復することができるのかが注目されます。

トリドールホールディングスの過去1年の株価推移

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【参考】月次売上高レポート

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。