「餃子の王将」の王将FS、売上高のプラス成長回復手前で足踏み続く(2020年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は「餃子の王将」を運営する王将フードサービス(9936)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年10月5日に更新された王将フードサービスの2020年9月直営既存店売上高は、対前年同月比94.6%。内訳は客数88.1%、客単価107.3%であり、客単価のプラスで客数のマイナスがカバーできずマイナス成長となりました。

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直営全店売上高も96.1%と、既存店・全店ともに90%台半ばのマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの直営既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の直営既存店売上高はプラス成長月10カ月、マイナス成長月2カ月(7月と3月)となりました。新型コロナウイルス問題が本格化した3月以降は、対前年同月比で3月96.6%、4月78.3%、5月88.2%、6月93.5%、7月93.9%、8月95.8%、9月94.6%と推移しています。6月から90%台での推移で、プラス成長にはあと一歩の状態が続いています。

直営全店売上高については、前期はマイナス成長となったのは3月のみ。3月以降は3月96.5%、4月76.9%、5月86.6%、6月94.1%、7月94.8%、8月97.0%、9月96.1%で、既存店と同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2018年10月に8,050円の高値を付けた後は下落が継続しています。2020年は6,500円付近での取引開始後に下落しており、3月には4,670円の安値に到達しました。その後はリバウンドして5月に一時6,500円台を回復したものの、再び下落して9月以降は6,000円を前後する取引が続いています。

新型コロナウイルス問題の影響は4月で底打ちして着実な回復傾向にありますが、プラス成長まであと一歩の段階で足踏みしています。どのタイミングでプラス成長を回復できるのかが今後は注目されます。

王将フードサービスの過去1年の株価推移

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参考資料:月次売上高(2020年9月まで)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。