回転ずしのスシローGHD、下期の既存店売上高はマイナス成長続きで終了(2020年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年10月2日に更新されたスシローグローバルHDの2020年9月既存店売上高は、対前年同月比97.1%。客数90.6%、客単価107.2%となり、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずマイナス成長となっています。

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一方、全店売上高は102.2%とプラス成長。既存店と全店で結果が分かれることになりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。

既存店売上高は、本年2月までプラス成長が続きました。しかし新型コロナウイルス問題が本格化した3月以降は、対前年同月比で3月86.3%、4月55.6%、5月81.4%、6月97.9%、7月96.5%、8月87.7%、9月97.1%とマイナス成長が続き2020年9月期が終了しています。9月は対前年同月比97.1%と100%まであと一歩に迫りましたが、プラス成長には届きませんでした。

全店売上高も既存店同様に3月からマイナス成長が続きましたが、6月103.1%、7月101.8%、9月102.2%の3カ月はプラス成長となり、既存店に比べ一足早い回復を見せました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年6月の1,498円を底に上昇し、2020年1月には高値2,578円に到達しました。その後は反落し、2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月6日には1,250円まで下落しています。

しかし反転し7月には年初来高値2,630円に到達した後、9月までは概ね2,700円を前後する水準での取引が続き、10月5日には終値で2,800円台に到達しました(2020年3月31日に1→4株の株式分割を実施)。

下期は全店で3カ月が対前年同月比プラス成長となったものの、既存店は全ての月がマイナス成長となりました。今後、既存店がいつプラス成長に転じるかが注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:スシロー全店および既存店前年同月対比実績(2020年9月期)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。