新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による経済的な打撃に対して、支援として打ち出された「特別定額給付金」。国籍を問わず基準日に住民基本台帳へ登録されているすべての人に対して、一律10万円が給付されました。
申請の受付はすでに終了していますが、10万円の使い道や活用方法にスポットが向けられていますよね。
筆者は子どもの給付金もすべて生活費の足しや貯蓄に回しましたが、SNS上では「給付金を全額子どもに与える」という思い切った行動に出る親の姿も見られました。
そこで今回は、子どもとお金の関係性や子どもに早期のお金教育をするメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
小学校低学年の子に10万円?!
筆者の日課は、SNSでニュースや最新トレンドなどをチェックすることです。暇があればSNSに向き合っていることもありますが、その中で知った「子どもへの早期お金教育」に興味が湧きました。
そのSNS投稿では、コロナ禍の支援として支給された10万円を全額子どもに渡し、どのような使い方をするのか実験を行うというものでした。
子どもの年齢は小学校に入学したばかりの低学年。一般的に考えて、いきなり10万円もの大金を手にして「生産性のある使い方ができる」とはいいきれないでしょう。実験に対する賛否両論はもちろんありましたが、実験結果に対してもさまざまな考えや意見が寄せられているのが印象的でした。
そこでここでは、SNSにコメントとして寄せられていた意見の一部をご紹介します。