まとめ

男女ともに8割以上が賛成し、実際に取得した男性の約8割が満足している「男性の育児休暇」。しかし、「育休をしたい・してほしい」と答えた割合は男性の60.5%、女性51.1%となっています。この差は、「収入が減るのは困る」「なんとなく取得しにくい空気が漂っている」と二の足を踏んでいる家庭の多さが反映されているのかもしれません。

メディアでは話題になるものの、利用者はまだまだ少ないのが現実です。制度の整備だけではなく、職場全体の理解と収入面のサポートがあれば、より男性が育休を取得しやすい世の中になるのではないかと思います。

【参考】
イクメン白書2020」積水ハウス株式会社

犬養 のぞみ