また、公的機関発表のデータではありませんが、転職サイト転職エージェント比較サイト「Career Picks」によると、その他の職業の平均年収は以下のようになります。
- 中小企業診断士:500万程度
- ファイナンシャルプランナー:350万円程度
- 行政書士:393万円程度
- 司法書士:451万円程度
もちろん、これらはあくまで平均年収の目安ですので、経験やスキルによっても金額は変わってくるでしょう。また、独立した場合は実力で収入が決まるため、まったく収入が得られないこともあれば、年収数千万円にもなる方もいるようです。
資格取得後すぐに独立というのは、これまでその資格に関連する業務に携わっていたという人でない限り難しいので、資格取得と並行して「何年〇〇で働いたら独立する」など、資格取得後の具体的なキャリアプランを考えておくのと良さそうです。
おわりに
新型コロナによりこれまでの生活が大きく変わり、将来に不安を感じているという方もいるでしょう。不安な日々を過ごすだけでなく、せっかく増えた自分の時間を将来のために有効活用する方法を考えてみてはいかがでしょうか。取得難易度の高い資格は平均年収も高めなので、しっかり頑張れば収入を増やせるチャンスがあるかもしれません。
【参考資料】
「新型コロナウイルスの流行が学習への意欲を高める。通信教育のフォーサイト、5月の売上額が昨年比178%を記録」(株式会社フォーサイト)
「2020 人気資格ランキング」(資格の学校TAC)
「令和元年賃金構造基本統計調査」(e-Stat)
「賃金構造基本統計調査で使用されている主な用語の説明」(厚生労働省)
「平均年収」(Career Picks)
吉田 貴絵