女性用下着メーカーのトリンプが毎年発表する「トリンプ下着白書」では、トリンプの年間売上データより算出したブラジャーカップ割合の推移を公開しています。

それによると、集計をスタートした1980年は、Aカップが58.6%と半数以上を占めていました。当時、Dカップ以上はわずか4.5%でしたが、2018年には53.1%までに増加。約40年間で日本人女性のカップサイズがアップしてきていることがうかがえます。

胸が大きいと、肩こりや胸周囲に汗をかきやすいといった悩みがよく聞かれます。しかし、実際にGカップのブラをつけていた筆者は、そうした身体的なこと以上に出費の面で”損だな”と感じることが常でした。

大きいカップのブラは割高!

出費がかさむのを特に感じられるのが、ブラジャーです。どのブランドでも、AカップよりもGカップの値段のほうが割高であることが一般的。これは使っている布地の量やワイヤーの大きさ、需要の少なさなど数々の理由が考えられます。HカップやIカップなどになると、なかなか見つからず、見つかっても1万円ほどするケースも少なくありません。

また、洋服も腕や丈の長さに合わせて購入すると胸がキツくて着られず、一方で胸のサイズに合わせて購入するとゆったりしすぎて太って見えてしまうことも。特に仕事で必要なシャツやジャケットなどの購入には難儀し、何度も買い直してもったいない支出を繰り返してきました。