詳しい説明は省略しますが、スープカレーはスパイスの効いた汁気の多いスープ状のカレー、ブラックカレーはその名の通り濃厚で黒味がかったカレーです。ただ、店によってレシピが異なりますので、明確な定義はないかもしれません。

また、少し古くなりますが、2013年に発表された統計数値(非公式)では、人口10万人当たりのカレー屋店舗数は、

  • 第1位:石川県(9.29軒)
  • 第2位:北海道(8.86軒)
  • 第3位:東京都(7.81軒)
  • 第4位:富山県(5.73軒)
  • 第5位:沖縄県(5.61軒)

となっています。この少し古い数値だけで決めるのは問題がありそうですが、石川県と北海道でのカレー人気が突出していることがわかります。ちなみに、現在の「ココイチ」店舗数(1,262)のうち、北海道は26店舗、石川県は9店舗です。やはり、ご当地カレーの人気の前に苦戦しているのでしょうか。

また、最新の総務省の家計調査によれば、「カレールウ」への支出金額と購入量では、いずれも鳥取市が第1位です(2人以上の世帯対象)。「鳥取市=カレー」はちょっと意外な感じがありますが、実際、県知事が先頭に立って“カレー県”をアピールしています。

なお、現在の「ココイチ」店舗数(1,262)のうち、鳥取県は5店舗しかなく、ここでも苦戦している可能性があります。