その他では、債務超過転落が明るみとなって週初に暴落したレオパレス21(8848)が、米国の投資ファンドからの資金支援で債務超過を解消することが報じられ、“生き残れるかも?”という買い戻しで+22%弱高の爆騰となったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ダイキン工業(6367)
- ファナック(6954)
- 東京エレクトロン(8035)
NTTによるNTTドコモの完全子会社化の正式発表を受け、NTTの財務体質悪化が不可避となり、▲4%安に迫る大幅下落(安値引け)で年初来安値を更新しました。
また、携帯料金値下げ圧力によるKDDI(9433)とソフトバンク(9434)両社に対する収益悪化懸念が続き、揃って取引時間中に年初来安値更新となってます。
その他では、前日に発表された全国の基準地価(7月1日時点)で、新型コロナウイルスの影響による下落基調が鮮明になったことを受け、三井不動産(8801)など不動産株が大きく値を下げました。
さらに、長期金利低下などを背景に、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株も大幅続落となったことが目を引きました。
葛西 裕一