そして何よりも気をつけたのは、仲の良い両親の姿を見せることでした。直接的なケンカをしていなくても、父親と母親の関係が良好でなければ子どもは敏感に察知します。

ただでさえ父親嫌いの子どもであればそうした両親の状態を見て「お父さんがお母さんにひどいことをしている」と捉えてしまう可能性は大。それだけは絶対に避けようと、この点は常に意識していました。

2カ月試してみた効果は……

そんな状態を2カ月ほど続けてみたところ、少しずつ父親になつくようになってきた子ども。今では積極的に「お父さん、お散歩行こう」と手をつなごうとしてくれています。また、筆者と2人きりで過ごしているときも「お父さん」と父親のことを口に出す機会が増えてきました。

しかし、まだまだ夫が1人で寝かしつけをしようとすると「イヤ!」と言われてしまう状態なので、もう少しこうした対策を続けてみようと考えています。

夫が仕事で忙しかったり育児参加できていなかったりすると、子どもが父親嫌いになってしまうということはしばしば耳にします。以前であれば筆者も「母親のワンオペ育児なのだから仕方がない」と諦めていました。

しかし今回は、在宅勤務によって一度父親大好きになったにも関わらず再び父親嫌いになってしまったことで、夫のショックも大きかったのでしょう。夫も積極的に「どうすべきか」を考え、夫婦で取り組むことで少しずつ功を奏し始めいています。同じように父親嫌いの子どもで悩んでいる方に、筆者宅で行っている対策が参考になると嬉しく思います。

富士 みやこ