還暦以降も働ける仕事を見つける

還暦になったからといって仕事を辞めるという考えは、筆者たち夫婦にはありません。お金の面だけではなくやりがいを見つけたり、人とのつながりなどを考えても、仕事は続けていきたいと思っています。

実は筆者の両親は自営業をしていて、70歳を超えた今でも仕事をしています。体力的に大変かもしれませんが、仕事をしないことの方が辛いようです。祖父も自営業で還暦以降も仕事をしていました。そういう家庭で育ったこともあって、還暦が仕事の節目という考えがないのだと思います。

還暦を迎えても続けられる仕事、あるいは収入の流れを今のうちから作っておくことが、40歳半ばの筆者の課題です。筆者の場合はフリーランスですから、自分の経験や知識、スキルを活かしていくことが前提になりそうです。

夫婦でお金の話をする

筆者の夫も現在44歳で、お金に関しては意外とシビアな人です。結婚して間もなく投資信託を買ったのですが、それも夫が言い出したことでした。また住宅を買う時も、子どもが大学に入る前にローンを完済することを前提に家の値段を決めています(そのため筆者の家は平家の小さな家です)。

幸い将来的なことを考えてくれる人で、今後は老後に向けて保険をどうするか、運用はどうしていくのかを話すこともあります。1人の知識や経験では補えないことも、夫婦2人であれば補うことができます。

例えばそれぞれが経験をしていなくても、知人にアドバイスをもらうことができるでしょう。そういったネットワークの幅は夫婦2人の方が断然広くなります。