取引時間中には23,000円割れ目前の場面もありましたが、何とか踏み止まった形です。取引時間中の高値は23,234円(▲112円)、安値は23,039円(▲307円)となり、値幅(高値と安値の差)は約195円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりました。

東証マザーズ株価指数は3日ぶり反落、売買代金は109日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億1,705万株、売買代金は2,786億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。IPO銘柄を中心に個人投資家の投資意欲が増加し、売買代金は109日連続で1,000億円を超え、3日ぶりに2,000億円を大きく上回っています。

しかしながら、利益確定売りも多く出たため、株価指数は3日ぶりの反落となりました。終値も1,200ポイントを下回っています。

デジタル庁創設絡みでNECが13年ぶり高値、不適切集計で三井住友トラストHDが大幅安

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 東京エレクトロン(8035)
  • オリンパス(7733)
  • 日本取引所グループ(8697)

菅政権の肝煎り政策の1つであるデジタル庁創設に関連し、ハイテク株ではDX関連でNEC(6701)が上昇して年初来高値を更新し、約13年ぶりの高値を付けました。

また、小売り株の一角にも見直し買いが入り、しまむら(8227)が好調な既存店売上が公表されたことで一時+6%超高へ急騰して年初来高値を更新し、前日にストップ高となった島忠(8184)も大幅続伸で同じく高値更新となっています。