ちょっとまとまったお金が手に入れば、海外まで勉強しに行くことも。当然貯金など全くなく、ただそのときやりたいことだけに意識が向いていました。
勤務先が突如閉店! 一気にどん底に
そんな状態でもどうにか生活していましたが、あるとき勤めていたサロンが急に閉店することになったのです。しかも、そのことが伝えられたのは閉店の1週間前。出勤したら会社が夜逃げしていた…というよりはマシですが、1週間で次の仕事を見つけるのかとスタッフは皆途方に暮れていました。
そんなとき、筆者が過去にお世話になった人から、知人が新しくサロンをオープンする予定でスタッフを探しているという話をいただいたため、すぐに面接へ。経験者ということですぐに採用されたのですが、これがどん底生活の始まりでした。
サロンのオープン準備や宣伝、ホームページ作成などはすべて筆者に丸投げ。さらに新たなスタッフのレッスンまで任されたうえに、レッスンは閉店後の深夜にやることなど、それまで勤めていたサロンを超えるブラックさでした。
毎日9:00に出勤し、退勤は翌3:00頃で数時間寝てまた出勤、しかも「まだサロンはオープンしてないから」という謎の理由で無給という生活が、休みなしで3カ月続きました。
すぐに辞めればよかったのにと思うのですが、お世話になった人の紹介であること、実は経営者が反社会的勢力と繋がりがあるとわかったことなど、いろいろな理由から辞めづらい状態だったのです。