家賃の安さで決めたけど・・・

「初めて一人暮らしをする際、できるだけ費用を安く抑えるよう意識していました。とくに気にしていた家賃は、不動産業者に見せてもらった3つの物件のうち、最も安いものに決めました。

でも、これは『最初にちょっとビミョーな物件を紹介し、3件目あたりで本命(契約させたい)物件を見せる』という有名な営業テクニックだったと後から知りました。最初の2つの物件は、本命物件を引き立たせるためのものだった、ということらしいです。

たしかに、私が選んだ部屋は家賃が安いものの、セキュリティ面や立地面は他の物件の方が優れていました。今思うと、あちこち内覧して疲れてしまい、最終的に『もうこの安い部屋でいいや』と思ったのも事実。

しかも、駅から遠くバス代がかかるので、節約どころか交通費がかさんでしまいます。金額だけで判断せず、『それより安く良い条件の物件はないか』という視点で考えるべきだった…と後悔しています」

※エピソードは実体験・周囲の声を組み合わせています