2020年9月、総務省統計局は「家計調査(二人以上の世帯)2020年(令和2年)7月分」を公表しました。この調査で、「二人以上の世帯の消費支出」は1世帯あたり 26万6897円と示されています。これを見て、「ウチは家計を引き締めが必要だなぁ」と感じた人も多いのではないでしょうか。
節約に取り組むのなら、ぜひ家計を改善させたいですよね。でも、なかには「節約していたつもりが、効果を得られていなかった」というケースも珍しくないようです・・・。
結局ムダづかいだった・・・
では、節約に失敗してしまったみんなのエピソードを見ていきましょう。「せっかく頑張ったのに…」「どこが悪かったんだろう・・・」と後悔しないためにも、失敗談から成功のヒントを学びましょう。
「○円から配送料無料」のワナ
「日々の食費を節約すべく、ネットスーパーを利用することに。店内で新商品やスイーツに誘惑されて無駄遣いすることもないし、重いものを玄関まで持ってきてくれるし、これなら一石二鳥だと思っていたんです。
しかし、家計簿を見直したところ…食費が以前より高くなってしまいました。よく考えると、『5000円以上で配送料が無料』というラインを超えるべく、無意識のうちに『あといくら買えば配送料がかからない』と計算していました。その結果、あれこれと不要なものまで買っていたようです」