共通編
最後に、どんなシーンにも当てはまるケースを2つ紹介します。
気にしていることを言う
人前で、「どうして今、そのことを口に出したの?」と、相手が焦ったり恥ずかしく感じたりするようなことを言う人がいます。本人が自らネタにしているならまだしも、次ようなことをズケズケ言われると面子を潰された気分になるでしょう。
・「すごく太ったよね? 何キロぐらい太ったの?」
・「この前もバイトでミスして怒られたらしいじゃん?」
・「また泥酔して女の子に絡むなよ」
軽くディスる
お互いの距離が近くなればなるほど遠慮なく会話が楽しめるものですが、調子に乗って相手のことを否定したり侮辱したりするような言動を取る人がいます。下記のようなことを言われたら、たとえ2人きりの場面でも自尊心が傷つくのではないでしょうか。
- 「こいつバカだから、私がいないと何も決められないんだよね」
- 「お前、ホントに役に立たないな」
- 「あいつに言ってもダメダメ。まるで聞いてないから」
相手の立場に立ち、控え目に振る舞う
誰でも、ついつい口が滑ってしまうことや思い返してハッとするようなことはあるでしょう。しかし、今回紹介したようなことを自分がされたら気分が悪くなりますよね。また、自分だけが目立とうとする人は、面と向かっては言われなくても、皆に嫌われているものです。
人に恥をかかせたり、不仲になることを防ぐためにも、常に相手の立場に立って発言することや、控え目に振る舞うよう心がけたいものです。
山内 良子