理想の暮らしは人それぞれ

生き方の多様性が認められつつある現代。世帯収入はそんなに高くなくても、家族が毎日顔を会わせていられることが幸せという人もいれば、自分の好きな家や車を購入したり、家族にたくさんの経験やモノを買ってあげるためにたくさんのお金が欲しいという人もいます。そう考えると、世帯ごとに希望の年収に差が出てくるのも当然といえます。

また、社会進出した女性の増加を受け「女性はたくさん稼ぐ男性と結婚し、ゆっくりと家のことができる」ことが幸せという価値観は、すべての女性に当てはまるものではなくなってきているのかもしれません。今後は夫婦の形や親子の形も、その家ごとに違っていることに対し、今以上に違和感がなくなってくるのではないでしょうか。

周囲の生活に惑わされず、自分の家族が幸せになるために必要なお金とは。そんなことを改めて考えてみるきっかけとなれば幸いです。

【参照】
株式会社サクメディア OKGIRL「専業主婦になるなら、夫の年収はいくら必要ですか?
国税庁「民間給与実態統計調査

佐渡 六花