Tさんの娘さんの場合、学校では楽しく過ごせている様子。純粋に、「長すぎる登下校の時間がイヤ」なだけなのです。となると、いっそのこと車で送迎してしまいたいと考えるのも、無理はありませんよね。

気長に付き合ってあげるしかないのかも

今回ご紹介したTさん親子は、登下校の距離が長いことで、小学校生活がスタートして初めての壁にぶつかっています。ほかにも「小学校へ入学してから、子どもが少ししんどそうにしている…」と、不安を感じている親御さんは少かならずいることでしょう。

子どもによって、親によって、感じ方や考え方も違うので「これ!」という解決方法がないのがつらいところ。登下校の不安に関しては、子どもを責めることなく気持ちに寄り添うことを第一に考えて、見守ってみては?

子どもが成長する中で起きるつまずきには、解決を急いでもどうにもならないこともあります。気長に見守っているうちに、意外と時間が解決してくれることもあるかもしれませんね。

川西 まあさ