フェアな態度を取らない

貿易関連の会社で事務職として働く30代のCさんの悩みは、「人によって態度を変えたり、自分のミスを人になすりつける同僚には本当にコリゴリ。そのせいでどれだけの時間を無駄にしたかわからない」ということ。

「うちの事務職はその日のうちに片付けておかないといけない仕事が多い。こちらの仕事が終わらず営業に迷惑をかけるなんてあってはならないし、当然ミスは最小限に。でも、同僚はとにかく些細なミスが多い。数字が1桁違うとか、入力場所を間違うとか、メールの宛先が違うとか…。営業担当がメールを見て混乱することもしばしば。そういうミスをフォローしながらやっていた」と話します。

しかし、Cさんはそんな彼女の誤爆メールで衝撃の事実を知ったのだとか。「営業部の部長から、『何度宛先を間違えれば気が済むのか』とお怒りメールが。それを『今回はCさんから宛先の指示がありました』と言い訳。わたしが被害者なんです、みたいな書きぶりで返信していた」のだそう。

「実は他にも自分のミスを人になすりつけることが起きていたことがわかり、今まで彼女のフォローをしてきた同じチームの同僚3人で愕然とした」と話します。

自分のミスを人になすりつける人は意外といるものです。ここまで能動的になすりつけることをしなくても、自分のミスが人のせいになるのを黙って見ているようなケースもあるでしょう。いずれにしても、こういう人間にはなりたくないものです。