iDeCoのデメリットは

iDeCoの主なデメリットを紹介します。

  1. 原則的に途中解約ができず、1度契約すると60歳までお金を引き出せません。2022年に法改正が行われて、外国籍を持つ加入者が帰国する場合に一定の条件を満たすと、脱退一時金の受給が認められるようになります。
  2. 運用商品のなかには、元本が確保されていないものもあります
  3. 運用に手数料がかかる場合があります。
  4. 所得のない専業主婦などでは所得控除の恩恵を受けられません。

退職金制度がない会社に勤めている場合、「老後資金をどうしよう」と焦る人もいるかもしれません。今は終身雇用が保証されていない時代ですので、条件の良い会社に転職したり、投資による資産形成にチャレンジしたりするのも1つの方法です。老後資金に不安を感じる人は、iDeCoの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考

「平成30年就労条件総合調査 結果の概況 退職給付(一時金・年金)制度」厚生労働省
「イデコの特徴」iDeCo公式サイト
「掛金年単位拠出の考え方|INDEX iDeCoのご案内」iDeCo公式サイト
「年金資産の受け取り(給付)について|加入者の方へ」iDeCo公式サイト
「2020年の主な法改正」厚生労働省

LIMO編集部