経済力がなく離婚できなかった母〜いがみ合って年老いた両親を見て思う夫婦のあり方

来週の月曜日は敬老の日。翌日の秋分の日も含め土日祝日の4連休になります。何事もなければ手土産などを持って親に会いに行く家庭も多かったと思いますが、今年は気軽に訪問できない状況です。

実家から遠く離れた街に住んでいると「もう何回も会えないのではないか」と思う一方、足を運ばない期間が長くなるにつれ、実家の父母の夫婦としての道のりや老後のあり方に思い巡らせることはないでしょうか。

ケンカばかりの父と母を見て膨らんだ結婚への疑問

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結婚すると自分の両親をお手本にすることがあると思いますが、筆者の場合は完全に反面教師にしています。それぞれの親類が持ち込んだお見合いで結婚した父と母ですが、何もかも合わない夫婦でした。

意気地がないのに家では亭主関白な父と、それに言葉で歯向かう母は連日連夜ケンカばかり。父が暴力をふるい母が言葉で言い返すと、父は包丁を持ち出して脅すこともありました。「子どもが穏やかに過ごせるのは父がいない時」という、お世辞にも幸せな雰囲気の家庭とは言えませんでした。

母はよく「後先考えずお見合いなんてするんじゃなかった」と、親類に騙されたアピールをしていました。そういう中で育つと、幼少期から結婚への疑問が湧き上がってきます。

「なぜ結婚したのだろうか」「どうして2人はここまでいがみ合っているのだろうか」…。居心地が悪いまま結婚生活を続ける両親に不信感が募り、結婚に対してネガティブなイメージを抱くように。大人になってから分かりましたが、筆者だけではなく兄弟姉妹も同じような感情を抱いていたようです。

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元塾講師。現在は3人子供の子育てをしながら執筆活動をしている。子育てと自分の経験を活かし、教育に関する情報を発信。