家事も育児も平等でいたい!でも現実はまだまだ遠い

また、「理想の夫婦の役割分担」について質問したところ「共働きで家事・育児を夫と平等に分担したい」が44%で最も多い結果に。続いて「共働きで家事・育児は分担するが自分中心」が21.4%、「夫は主に仕事、自分は主に家事・育児」が15.1%となりました。当たり前のように女性が男性よりも多くの家事をこなしている中で、4割を超える人が「夫婦で平等に分担したい」という意識を持ち始めているようです。

最近では「出産することと母乳を出すこと以外、男性にできない子育てはない」という考え方の人も現れ始めました。今後は「女だから」「男だから」と決めつけず、夫婦で納得さえすればお互いの役割を同じように分担することも可能といえるのではないでしょうか。

ただ、先ほどの質問の次に既婚者かつ有職者を対象に「あなたのご家庭では家事や育児は主にどなたが担っていますか」という質問を追加。すると「主として自分」が57.8%と半数を超え、次いで「分担しているが自分が多い」が28%となり、多くの人が理想としている「夫と平等に分担」と回答したのは8.5%にとどまりました。

新しい価値観を持つ人が増えている中、まだまだその理想への道のりは遠いのが現状のようです。