突然、膣から血のかたまりが…

沼田さんが流産をしたのは、今から2年前のこと。妊娠が判明してから1ヶ月ほどしたある日、突然、血のかたまりがボコボコと膣から出てきたそう。驚いた沼田さんはすぐに病院へ。すると、流産していることが分かり、深い悲しみにくれました。

「出血した時点で、ああ、もうダメかもしれないとは思っていましたが、医師からはっきり告げられると、やっぱりショックでした。」せっかく私のお腹を選んできてくれたのに、無事に産んであげられなくて、本当にごめんなさい。今度は私じゃないお母さんのところで幸せに生まれてね―。そんな謝罪を何度も空に向けて繰り返したそう。

「産んであげることはできなかったけれど、お腹に来てくれたあの子のことを、私は今でも大切な我が子だと思っています。もう一度会いたいけれど、やっぱり私では無事に産んであげられないかもしれないから、他のお母さんのところでたくさん幸せになってほしいです。」