デメリット3:結局、「購入」ではなく「レンタル」?

通常、機種変更した時は今まで使っていたスマホは自分の手元に残ります。それを目覚まし時計として使ったり、子どものスマホとして使ったり、もしくはメルカリで売ってみたりと色々と使用用途があるかと思います。

しかし、48回払いにすると機種変更した時に今まで使っていたスマホを返却しなくてはいけません。せっかくお金を支払ったのに手元には何も残りません。つまり機種を購入しているつもりが「レンタル」していたのと同じということです。

例えば、iPhone 11 Pro Max (64GB)をソフトバンクで48回払いした時を考えると、なんと3,360円ものレンタル料を支払うことになります。(機種代金2,970円+手数料390円)

デメリット4:買い替えないと何もメリットがない

こちらの48回払いプランは機種変更した時「のみ」活躍します。機種変更しなければ何も得はないどころか、ただ手数料を支払っているだけになってしまいます。

「せっかくお金払ったのにそれはもったいない!」ということで、本来まだまだ使えたかもしれないスマホを返却して、機種変更をする人もたくさんいると思います。「最新機種を使いたい」という人はそれでもいいと思いますが「スマホに特にこだわりはなくて、お金を貯めることを優先したい」という人にはあまりオススメできません。

現在契約している人はどうしたらいいの?

完全に個人的な意見ですが、大手キャリアを使わなくてはいけない明確な理由がある人以外は、格安スマホを検討してみてもいいと思います。機種代金の残債の支払いなど多少の痛みは伴いますが、その後はとても安価にスマホを使うことができます。

実際筆者は格安スマホを使っていますが、現在のスマホ代は月1,000円を下回っています。浮いたお金は趣味に使ってもいいですし、資産形成に使ってもいいですね。

まとめ

スマホの料金プランは複雑で分かりにくいと思います。筆者の友人も「タブレットがタダでもらえた」と嬉しそうに言っていたのですが、ちゃんと確認してみると月4,000円ほど支払っていることが判明したこともありました。

そして、料金プランがそもそも分かりにくい上、インターネットで調べてみると様々な意見が飛び交っていて余計に混乱してしまうかもしれません。

しかし、スマホ代の見直しはとても大切です。筆者の例だと、スマホ代を見直したことで年間10万円近く浮いたので、それで沖縄と北海道に行こうと目論んでいます。(直近は難しいと思いますが…)ぜひ一度、ご自身のスマホ代を見直してみてください。

参考

安田 優