ファミレス「サイゼリヤ」、3月以降マイナス成長継続のまま2020年8月期が終わる(2020年8月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです。

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の、2020年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年9月2日に更新されたサイゼリヤの2020年8月既存店売上高は、対前年同月比71.5%。内訳は客数70.2%、客単価101.8%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずマイナス成長となりました。

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また全店売上高も70.8%で、既存店・全店ともに対前年同月比70%台前半のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。

既存店売上高については、新型コロナウイルス問題が浮上する前の2月までの上期は、プラス成長月3カ月・マイナス成長月3カ月(いずれも90%台)という状態でした。

しかしコロナ禍が本格化した3月以降の下期は、対前年同月比で3月78.5%、4月38.6%、5月47.8%、6月66.5%、7月72.9%、8月71.5%と全ての月がマイナス成長。今期中のプラス成長への復帰はなりませんでした。

全店売上高も既存店同様の推移を見せており、既存店及び全店ともにプラス成長を回復することなく2020年8月期を終了しました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年から2,800円台を天井とする値動きが続き、2020年1月も2,811円到達後に反落しました。そして2月からの株式市場全体の急落を受け、4月には1,608円まで下落しています。その後、5月に2,300円台まで上昇したものの再度下落に転じ、現在は1,900円台で取引されています。

既存店・全店ともに3月以降はマイナス成長が続き、8月期末までにプラス成長を回復することができませんでした。来期どのタイミングでプラス成長に戻すことができるのかが注目されます。

サイゼリヤの過去1年の株価推移

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参考資料:サイゼリヤ月次報告(2020年8月期)

LIMO編集部

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。