認可保育園に入れなかったら・・・?
それでは、「希望通りの認可保育園から内定がもらえなかったらどうすればいいの?」というご質問にお答えしていきますね。
認可保育園の場合、内定が決まらなかったときには役所から「不承諾通知書」が届きます。育児休業を延長する場合は、勤務先から不承諾通知書の提出を求められる場合があります。受取った通知書は必ず保管しておきましょう。
基本的には、一次調整の結果が不承諾になったら、認可外保育園も含めて検討を進める、という方法がよいでしょう。認可・認可外ともに、3月終わり頃まで、引越しなどにより随時欠員が出る可能性があります。ここで諦めず、選択肢を広げて保活を続けましょう。
「認可外」と「認可」の違いって何?
ここからご紹介する「認可外保育園」には、大きく分けて「認証保育園」と「無認可保育園」の2種類があります。
- 認証保育園:国の基準には満たないものの、東京都などの自治体が独自に設定した基準を満たしている保育園のことです。
- 無認可保育園:児童福祉法の認可や自治体の認証を受けていない保育園です。認可や認証の設置基準には満たないものの、各園の特色を生かして運営されています。
認可保育園との大きな違いは、「保育の必要性は問われないため、保育料を支払えば通園することが可能」である、という点です。
保育料には幅がありますが、相場は4万円〜9万円ほどで、認可保育園よりも割高となる場合が多いです。
認可外保育園の申し込みスケジュール
認可外保育園では、空きがあればすぐに入園できる場合も。認可保育園より柔軟に対応してくれるので、4月を待たずに入園できる可能性があります。希望する園に確認してみましょう。
なお、園によって入園は先着順であったり、抽選であったりと選定方法も異なります。入園を希望する前年から見学や申込みをしておくと安心です。