まずは「認可保育園から検討」がおすすめ

認可保育園は、国が決めた設置基準をクリアしており、補助金が給付されます。そのため保育料を安く抑えられるのです。高倍率となりますが、まず認可保育園で申し込んでみて、そこで入園が難しければ認可外保育園を検討する、という流れがおすすめです。

認可保育園の通園条件

認可保育園に通園するには、役所に書類を提出して認定審査を受けます。「保育に欠ける状態であるか」をみる審査です。「保護者が日中保育を行うことができる状態」だと判断される場合は、認定を受けられません。

「保育に欠ける状態である」と認められるのは、次のような例です。

  • 働いている
  • 妊娠中、または出産前後である
  • 病気や障害を持っている
  • 親族・家族の介護を行っている
  • 学生である

また、通園する保育園がある自治体に住んでいる必要があります。「隣接する自治体の保育園の方が近い」などの理由で、区や市をまたいで通園することはできません。

加えて、審査で認定されても、希望する園に欠員がなければ入園できません。いわゆる「待機児童」となります。

欠員が出ると、「点数」が高い順に役所が入園児童を選定します。点数は「保護者の働く時間」「兄弟の有無」など複合的な要素で決まります。自治体により決め方が異なるので、詳細はお住まいの市区町村のページをご確認ください。