今年も下半期に入りあと3ヶ月で年末です。そんな2020年は、新型コロナウイルス感染拡大がいまだに収まらず、株価は乱高下、東京オリンピックも延期となるなど影響は甚大であり、働き方や生活様式も大きく変化した方が多いのではないでしょうか。

お金に対する不安が増しているものの、状況が落ち着いたら真剣に向き合いたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

今回はコロナ後に定年前50代の方にぜひ実践いただきたい節約についてご紹介します。

定年前50代が陥りやすい落とし穴

定年前となる50代は老後に向けてのラストスパートとなります。

また50代は一般的には年収がピークとなり、負債よりも貯蓄が上回る唯一の世代ともなります。

年収が上がれば生活水準も上がり、お子様がいらっしゃるご家庭では子育てが一段落したというご家庭もおありかと思います。

ご夫婦での旅行や外食、ご友人との食事会や趣味など、お金に余裕があるからこそ出ていくお金も増えてしまう方が多いのではないでしょうか。

ここが50代の方が陥りやすい落とし穴ともいえます。

年収は60代以降、ほとんどは年金収入のみとなるために、仕事を探さなければ、初任給と同じくらいまで下がると言われています。

老後をいくつからと捉えるかは個人差がありますが、老後に入っても一度上げた生活水準を下げるというのは難しいものです。

老後もある程度ゆとりある生活を送るために50代のうちに贅沢三昧からは少し距離を置きましょう。

節約出来る4つの工夫

50代でお金が貯めやすいうちに心がけていただきたいのは、ずばり節約ですが、生活をいきなり切り詰めるというよりは、日頃の当たり前となっている習慣を見直すことに重点を置いていただいたいと思います。

ここでは4つの工夫をご紹介します。

節約できる工夫:その1

買い方を工夫する

日常生活で欠かせないことと言えば、食料品や日用品の買い物など、物を購入することではないでしょうか。

コロナ渦では、特に家で仕事をされる方も多くなり、自宅での過ごし方が注目されています。それと同時に、食費や日用品費も増えているご家庭は少なくないはずです。コロナ渦が落ち着いても在宅ワークを取り入れる企業は多くなるとも言われています。

こうした状況の中では、消費者の心理として、できるなら安く手に入れたいと、セールや割引商品を見ると安いからといってまとめ買いをしたり、しばらく使う予定のないものを大量に購入してしまったりしがちです。

ストックしていても使い切れずに賞味期限切れとなってしまったり、買っておいたことを忘れてしまったりすることもあります。結果的には高くついてしまうことになりかねません。

特にお子様が自立され、ご夫婦だけで生活するようになったご家庭ではそもそもの消費量も少なくなっていますから、使い切ったら買う、必要となったら買うようにする、買うものをあらかじめメモしてそれ以外は買わないようにすることを意識してみてください。

節約できる工夫:その2

嗜好品と上手に付き合う

長年の習慣は節約という観点で見ると真逆のところにいる可能性が高いものです。

たとえばお酒やタバコやコーヒーなどです。値段も様々ですし、頻度があがれば出費も多くなります。

嗜好品そのものを楽しむことにもお金が発生しますが、お店で嗜むとなるとさらに高額となります。素敵な場所はたくさんありますが、月に〇〇回までと限度を決めておくと良いでしょう。

とくにコロナ後は今まで我慢していた反動が出やすくなり、外出が増えることが予想されますので、意識してメリハリをつけていただくことをおすすめします。

節約できる工夫:その3

趣味やご友人との会食の見直し

嗜好品との付き合い方とも重複する部分ではありますが、趣味やお友達との会食にかかる費用も決して少なくない金額ではないでしょうか。

色々な趣味に手を広げてしまったが、続いているものがあまりないという方は見直すチャンスです。趣味で集めた専門的な道具などは、高値で買い取ってもらえるものもあります。

またご友人との会食もコロナ後はまた増えてしまう可能性があります。高級なお店で食事となると、ランチでもそれなりの金額となりますので、毎月の頻度を決めておくと良いでしょう。

節約できる工夫:その4

スマホ、インターネット回線の見直し

スマホの1人1台は当たり前の時代に悩ましいのがこの通信費ではないでしょうか。出来るなら少しでも安くしたいというのが本音だと思います。

節約に成功している方からよく聞くのが格安SIM(格安スマホ)へ変更したのが良かったという声です。

格安SIM携帯もかなり普及が進み、以前ほど抵抗なく始められるようになったのではないでしょうか。格安SIM(格安スマホ)に変更するだけで、毎月の携帯代は数千円前半くらいとなりますので、年に換算するとかなりの節約になるでしょう。

また固定のインターネット回線よりも、モバイルネット回線にすることでも節約が可能です。こちらは単身者もしくは少人数家族の方におすすめですので、50代の方はぜひ検討いただきたいと思います。

さらには携帯電話のネット回線としても使用出来るため、携帯電話のパケット代金を最低のラインにしておくことが出来、携帯電話代も安くなるのです。

節約で浮いたお金を資産運用に充てる

さて前項では、工夫して節約する方法をご紹介しましたが、節約が成功して浮いたお金をどうするかの目的も必要です。

50代は老後を60歳とするならば。あとわずかです。

老後を少しでもゆとりある生活にするために節約していただいたわけで、浮いたお金は有効活用できればいいですよね。

単純に貯蓄するというのも有りですが、せっかくならば資産運用で少しでも増やしておきたいところです。

たとえば投資信託や株式のような資産運用にも取り組んでいただくことをおすすめします。

もし資産運用を50代で初めて取り組むという方は、老後を迎えた途端にやめてしまうと運用期間が短くなり思ったほど大きくなっていないという可能性もあります。

そういう場合には老後も資産運用は続け、必要な分だけ取り崩していくようにすると資産が一気に目減りしてしまうことを防ぐことが出来ます。

まとめにかえて

節約と聞くと、そんなに切り詰めて生活できないと思われるかもしれませんが、少し気をつけるだけでもやるとやらないでは大きな違いがあります。

コロナウイルスが早く収束することを願うとともに、コロナ後は節約と資産運用で老後までの時間を有効活用されてみてはいかがでしょうか。

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