50代の資産格差はどこまで広がっているのか

次は資産保有額別の比率をみてみましょう。

50代世帯を全体として金融資産の保有額別にその割合を示したのが下記のようになっています。

  • 金融資産非保有者:21.8%
  • 100万円未満:4.5%
  • 100~200万円未満:4.6%
  • 200~300万円未満:4.0%
  • 300~400万円未満:3.6%
  • 400~500万円未満:3.6%
  • 500~700万円未満:4.9%
  • 700~1000万円未満:7.6%
  • 1000~1500万円未満:10.7%
  • 1500~2000万円未満:8.3%
  • 2000~3000万円未満:7.6%
  • 3000万円以上:8.9%
  • 無回答:9.8%

全体的に見ると50代の平均貯蓄額である1000万以上保有している方が4割弱に対して、1000万以下の割合も3割強となっています。

このように見ると貯蓄がある程度ある世帯と、そうでない世帯が半分の割合で存在していることが分かります。金融資産を持たない世帯が2割もあることにも注目です。