50代で心がけておきたい2つのこと

50代は定年前であり、老後目前の世代です。

老後をいくつまでと捉えるかは個人差がありますが、仮に60歳~65歳で老後を迎えるとなると50代に残された時間は10年ほどとなります。この10年をどう過ごしていくかは非常に重要です。

貯蓄の格差を埋めたい、貯蓄が思うように増えないという方へここでは50代でぜひ心がけておきたい2つのことをご紹介します。

心がけておきたい事1つ目

1つ目はずばり節約です。

50代となって年収が上がったりお子様が独立されたりすると、ご夫婦で旅行に行かれたり外食が多くなったり、お友達とのお茶会や趣味など浪費癖がついてしまっていませんか?「このくらいならまあいいか」ということが続くと要注意です。

どれもメリハリをつけて楽しみ、普段の生活は無駄を省くことを意識されるといいでしょう。ただ老後に向けては健康であることも大事な要素ですから、日頃の食生活や運動などは節約しないことをおすすめします。だからといって通っていないジムのお金があれば退会し、工夫しながら自分で運動できるといいですね。

老後の医療費や介護費用などは家計をかなり圧迫してしまいます。健康でいることが生活する上での基本となりますので、50代は特に意識したいところです。

心がけておきたい事2つ目

2つ目は資産運用です。

冒頭でご紹介したように日本人は預貯金や保険を好む傾向にあり、資産運用にはアレルギーのある方が多いようです。
ただし老後目前の50代の方には特に比重を置いていただきたいのが投資信託や株式を利用して資産を増やす資産運用です。自分が働きながら貯蓄をするだけではなかなか増えないというのが現実です。そこはお金にも働いてもらいましょう。

これはよくある共通認識なのですが、老後を迎えたときに備えておいた資金をすべて現金にして引き出してしまうという方が多いようです。

せっかく資産運用を始めても運用期間が短いと思ったような結果につながりにくいものです。老後を迎えても50代になって始めた方は、資産運用を続けて必要な資金だけを取り崩していくことを心がけていただければと思います。