漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦、そしてデグーの棟梁ちゃんと一緒に生活しています。

胸に膿が溜まる『胸腔膿瘍(きょうくうのうよう)』の進行により、胸にチューブを入れるドレーン手術を受けることになった小明神さん。喫茶店で待機していた祭さんのもとに、病院から手術成功の一報が入ります。ホッとしてお迎えの時間を待っていた矢先、再び病院からの着信が!…それは、小明神さんの容態急変を知らせるものでした。

急いで病院に駆けつけると、スタッフに案内されてそのまま手術室へ。そこでは先生が、小明神さんの心臓マッサージをしていました。「祭さんが来るまで、心臓を動かしておきたくて。一度歩いたりもしたのですが、呼吸が止まってしまいました…。」という先生の言葉に、祭さんは確認します。

「先生、ここから回復の見込みはありますか?」

「…。」