2020年9月に「マイナポイント」のサービスが開始されます。先月から、各キャッシュレス決済サービスの予約・申込みが開始されたこともあり、「マイナポイント」という言葉を見聞きする機会も増えてきたのではないでしょうか。
今月8月に公表されたMMD研究所と株式会社コロプラの共同調査「マイナンバーカードとマイナポイントに関する調査」によると、マイナポイントの認知度について「内容を把握している」人が35.5%、「聞いたことはあるが、内容を把握していない」人が47.6%、「聞いたことがない/わからない」人が16.9%となっています。
マイナポイント自体の認知度はまずまずといったところですが、約3人に2人はマイナポイントとは何かをよく把握していないとも言えそうです。そこで本記事では、「聞いたことがあるけど、よくわからない…」マイナポイントについて、やさしく解説していきたいと思います。
そもそもマイナポイントって何?
マイナポイントとは、マイナンバーカードを持っている方が、事前に予約・申込みをした上で、キャッシュレス決済を利用するともらうことのできるポイントのことです。つまり、マイナポイントの“マイナ”とは、「マイナンバーカード」が由来ということになります。
「マイナポイント」という名称がついているので勘違いしやすいのですが、実際にもらえるのはマイナポイントという名前のポイントではなく、各キャッシュレス決済サービスで採用されているポイントであるという点に注意が必要です。