多くの方が定年を迎える60代。仕事や子育てが一区切りしたところで、これからの人生に思いを巡らせる年代です。

あれこれチャレンジして、充実した60代を過ごすために大事なのは、まずは健康。そして、お金に関することではないでしょうか。

定年後の生活のために、一体いくら準備しておけばいいのか。周りの人はいくら準備しているのか。気になるところです。

そこで本日は、60代で定年を迎えるシニア世代の預貯金の状況について調べてみました。一緒にみていきましょう。

60代世帯の預貯金の有無は?

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)によると、60代の調査世帯のうち、金融資産保有世帯と保有していない世帯の割合は下記のとおりとなっています。

金融資産を保有している・・・76.3%
金融資産を保有していない・・・23.7%

60代の金融資産目標残高は?

では、60代の人はどれくらいの預貯金を保有しているのが望ましいと考えているのでしょうか。下記の金融資産目標残高をご覧ください。